脳内本棚

140字以上分はここに。

初めて、「効率いい現場」で「働くママ」と労働してる。

先日、バイト先を変えた。

 

理由は引越しと金欠。以上。

なのだが、バイト以外のことでそこそこストレスやら考えることに晒されてるという自己認識(私にとっては他にキャパを割く場所があるという意味)があるので、バイト先を選ぶ基準は、

・時給1000円〜

・交通費頂かなくて結構です^^と面接で言える駅にあること

・自分がやっていけそうな店長であること

・面接である程度人となりを見る質問をされること

・採用前のレスが程よく早い(早すぎるのは恐らく人手不足が深刻)

だった。

そうすると当てはまるところは大体限られてくるし、私もそれに合わせて表情や振る舞いを調節するのだが、

結果、当たりを引いたな、といった感じの職場に収まることが出来た。

社内/店舗内での情報共有や発信は盛んに行われていて、それを促すシステムが確立されている。

週5日8時間オフィスにいて社員が揃って仕事をするのと違い、大半をアルバイトが占める販売やら飲食やらでの現場は煩雑で、情報共有の仕方が固いとろくでもない。

その他、福利厚生もしっかりしており、中でも良いなぁと思ったのは、

・働くママがいること

だった。 

 

とある社員の女性はいつも朝一から出勤し、夕方5時に「お迎え行ってきまーす!」と言って瞬間的に着替えを済ませて退勤していく。

仕事が出来て、美人な(これは書く必要ないはずなのだがその人の一要素なので書く)上司。

なんだか私にとっては、「我が子のお迎えに行くので当然残業もできないし、定時にきっぱり仕事を引き継いで颯爽と退勤していく社員さんに『おつかれさまです!』と言う」だけのことが、少し感動的だった。

初めて実感を伴ったというか。

 

あまり関係ないことなのかもしれないが、仕事内容は正直いって体力勝負なところがある。30度ある厨房に何時間もこもって、いくつもの鍋を同時に扱って調理するのだから。その後子供の世話をしご飯を作り、寝かしつけてから自分のことを済ませて寝る。そしてまた早朝から出勤……という生活を続けていると思うと、本当に凄いなと思うのである。私は数時間26度の受付位置に立ってなんやかんやの作業をしているだけでへとへとになっている。まだハタチなのにだ。

どこまで旦那さんと分担しているのかは分からないが、いずれにしろ大人ってハードだなとおもうのだ。そしてどうしても、母はさらにハードだ。

 

前の職場は基本的にかなり良い環境ではあったが、電話以外の連絡手段が無く、言ってしまえば効率が悪いし面倒も多かった。(もちろんそのやり方にも、一理はあるな、といった程度の理由がおそらくある)

そしてたまたまではあるが、子育てをしながらフルタイムで働いている人には出会ったことがなかった。

 

別にこれを受けて男女共同参画社会のことや育児の問題を考察し始めた訳ではなく、

ただ、効率の良いシステムが整っている現場で、働くママと仕事をした。というだけの話である。よって以上。